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ドイツ語関係メモ帳←わたしが…←(旧名)脱-原発へ

URL とは一致しないブログ設定になりつつありますが、「脱-原発へ」の気持ちはそのままです。

「オオカミと七匹の小ヤギ」より。1-1

だいぶ間があいた。

いろいろとドイツ語は読んでいるのだが(量は大したことない、細切れ時間でのことだし)、ここでは、当初のブログテーマとは関係ないんだけど、前記事で、グリム童話から1つお話を選んで、それっきりになっていた。選んで、原文(いろいろ細かいバージョンはあるんだろうけど)をコピペしたっきりで…。

 

今回とりあえず、最初のパラグラフだけでも、「一人読書会」的に、メモりながら読んでみようと思う。

 

ちなみに、前記事にも書いたように、なぜ「オオカミと七匹の小ヤギ」にしたかというと、グリム童話のパロディ本がたまたまそのお話(のパロディ)から始まっていたから。

そのパロディ本は、ドイツの政治学者 Iring Fetscher(イーリング・フェッチャー)が1972年に出したものの日本語版で『だれが、いばら姫を起こしたのか  グリム童話をひっかきまわす』(ちくま文庫 1991-9刊)。

第Ⅰ部は「狼のリハビリテーション」と題されていて、次の2つのお話(もとの童話&パロディ版)からなる。

・オオカミと七匹の小ヤギ  → ヤギと七匹の子どもオオカミ

・赤頭巾ちゃん → 赤巻毛くんとオオカミ

 

ひとまずパロディのほうはおいといて、もとの童話のほうを見ていく。(わたしのドイツ語の"リハビリテーション"のために。)


Der Wolf und die sieben jungen Geislein.

Es war einmal eine alte Geis, die hatte sieben junge Geislein, und hatte sie lieb, wie eine Mutter ihre Kinder lieb hat. Eines Tages wollte sie in den Wald gehen und Futter holen, da rief sie alle sieben herbei und sprach „liebe Kinder, ich will hinaus in den Wald, seid auf eurer Hut vor dem Wolf, wenn er herein kommt, so frißt er Euch alle mit Haut und Haar. Der Bösewicht verstellt sich oft, aber an seiner rauhen Stimme und an seinen schwarzen Füßen werdet ihr ihn gleich erkennen.“ Die Geislein sagten, „liebe Mutter, wir wollen uns schon in Acht nehmen, Ihr könnt ohne Sorge fortgehen.“ Da meckerte die Alte und machte sich getrost auf den Weg.

(今回はここまでにする。気が向いたらまた続きをやるつもり。 ※どこからコピペしたかは、前記事にあるので省略させてもらう。)

 

・まず、タイトルについて。

 

Google翻訳で ヤギ と日本語を入れると、ドイツ語はまず Ziege が表示される。(それが一般的なようだ。)

さらに英独を対応させると、goat → Ziege, Bock, ... Geiß が表示される

「ヤギ」のドイツ語はいくつか候補があるようだ。

辞書的には、例えば die  Geiß [f]  は、ドイツ南部・オーストリア・スイスでよく使われる「雌ヤギ」の意味。(※三修社『アクセス独和辞典 第3版』参照。)

die Ziege [f] も雌ヤギ、der Bock [m] は雄ヤギ(英語だと buck)、というように。

 

 ここで、小ヤギが Geißlein じゃなく、Geislein になっているのはなんでなのか、また、本文でも お母さんヤギが Geiß じゃなく、Geis になってるのはなんでなのか、わたしにはちょっとよくわからないが(よく調べたらわかるんだろうけど…)、-lein は、例えばその(今手もとにある)『アクセス独和辞典』によれば、「中性名詞を作り、幹母音 a, o, u, auウムラウトする;「小さいもの・愛らしいもの」を意味し、親しみ・軽蔑のニュアンスを伴うこともある」接尾辞。(グリム童話のタイトル表記としては、Geißlein も Geislein もどちらのバージョンもある。

 

die sieben jungen ... の -en というのは、弱変化。(sieben は 7が sieben だからたまたま。) Geislein は複数

 

・本文、1文め。

... eine alte Geis, die ... は、(英文法的に言うと)関係代名詞を使った複文構造。 

ここが sieben junge Geislein というように -e になっているのは 強変化。

~ lieb haben は、「~を愛している」。

お母さんが(彼女の)子を愛するように、年老いた Geis は 7ひきの若い[幼い] Geislein を愛していた。

 

・本文、2文め。

「ある日」 eines Tages

in den Wald gehen und Futter holen wollen は「森へ行って餌を取ってこようとする[餌を取りに森へ行こうとする]」(wollte で、「…しようとしていた」)。

da 「それで」(und da のように副詞でとっていいのかな?それとも…定動詞の位置が後置じゃないけど、接続詞?)

herbeirufen (分離動詞)「こちらへ呼び寄せる」

彼女は alle sieben (Geislein) を呼び寄せて言った。

 

ここでお母さんヤギ、かわいい子ヤギたちに注意。でも…このお母さんヤギのセリフはそれなりに長いし、最初のパラグラフの途中だけど、この記事はひとまずここまでにする。

 

 今度、できれば、こういう感じで、FAZの次の記事を、ほんの一部だけでも、ていねいに読んでみたい。  http://www.faz.net/aktuell/wirtschaft/fruehaufsteher/trotz-fukushima-japan-kehrt-zur-atomkraft-zurueck-12890895.html

 

 

2015.9.19  Sa 追記。

 

Geißlein が一般的だと思うのに、Geislein の表記も結構出回っていることが不思議だなと感じていることを↑上にも書いていると思うけど、その疑問をもったまま、この「企画」の続きもやらないまま、今日にいたる。

 

(調べても…って、いまだにそれほど真剣に調べたとは言えないのだが(楽にできる範囲ではいろいろ調べた)、調べてもわからなかったし、ひとまず自分で勝手に想像している(ßじゃなくsの)理由を書いておくと、やっぱり方言とか、時代的なことなのかなぁと。まさか、誤植とかではないと思う(笑)。)

 

今たまたま見つけた動画を貼ろうと思っての追記。

 

コメント欄に書いてる人で、Geißlein じゃなくて Geislein という人がいたので…。(でも、自分が最初に見たのがそっちだったから、という理由みたい。)

 

 Gebrüder Grimm - Der Wolf und die sieben jungen Geislein

(あかん、ここの動画の貼り方がわからん…)

 

 


Gebrüder Grimm - Der Wolf und die sieben jungen ...

youtu.be/Kv5CdUZKj3k

 

(これでできたかな?)